私の針仕事展

私はパッチワークはしないのですが、

 

フランスのブティが好きなのですね。

 

そのお話をしていたら、パッチワークの中にも

 

ブティの技法を使った作品が沢山ありますよ、という事で、

 

関係者の方に招待状を分けて頂いたのです。

 

ひと針の糸に込められた愛のリングはとめどなく、

 

カラフルでポジティブで、圧倒されました。

 

感度高まって作品に近寄っては離れてと、

 

しゃがみ込んでシゲシゲ見ていましたら、

 

係りの方が「裏側もご覧になりますか?」と

 

お声がけして下さり、手袋をされた手で

 

丁寧に作品の裏側をめくって見せて下さったのです(涙)

 

 

 

ブティは生地に柄を刺してから、綿や毛糸を詰めて膨らませる技法なのですが、

 

本当に無数の穴から毛糸が差し込んであり、息をのむ繊細さでした。

 

作り手として、ひたすらに頭がさがるばかりです。

 

アーミッシュのアンティークキルトも実際の作品を見ることが出来て幸せでした。

 

 

 

8月の終わりにはコルクルーム、夏の懇親会にお伺いしました。

 

主催の安達先生を囲んで、そうそうたる素晴らしい方々とお話もでき、感激でした。

 

今パタンナーはボディにピン打ちしてトワルを作れますが

 

日本に人台がまだ存在していなくて、人間の体で直接仮縫いをしていた頃に

 

日本で初めてのトルソー開発に携わった方なのです。

 

沢山の方々と出会う日々。

 

秋に向けて充電完了しました!